フジテレビ「民衆の敵」が月曜9時からスタートしました。普通の主婦・佐藤智子は、お金目当てで市議会議員に立候補する。
第1話は、「あなたなら誰に投票する？今夜運命の開票」。篠原涼子が主演を務める月9では、女性議員の話です。
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市議会議員になる
佐藤智子は、オペレーターの仕事をしていた。マニュアルに沿った仕事が出来なくて首になってしまう。
子どもを保育園に送るため、急な坂道を登らないといけない。電動自転車が欲しい、でも贅沢ができる環境になかった。
智子の夫・公平もまた仕事を辞めてしまう。智子は、年収950万円の市議会議員を目指すと言い出す。
立候補したいんですけど。
貯金50万円をはたいての挑戦だった。
幸せなふりはふりはやめる止める
立候補者の磯部真蔵（いそべしんぞう）は、待機児童ゼロを目指していた。岡本遼には、共進党からの出馬だった。
小出未亜は、日本政民党から出馬している元アイドルだった。そして、藤堂誠は2世議員だった。
政治家に生まれるべくして生まれたのが藤堂誠くんです。
智子は、藤堂の演説を遮る。
私は高校中退です。父親はギャンブル狂いで、母親は男にだらしないホステス。生まれるべくして生まれた高校中退です。
それでも幸せになりたい。時給950円で幸せなんだって。
だっておかしくないですか？生まれた時点で自分の人生決まってしまうなんて、おかしくないですか？
時給950円を知らない奴が、市民の幸せ語るな。
智子は、幸せなふりややめて本当の幸せになろうと言い出す。
佐藤候補のご検討をお祈りしております。
藤堂は、カッコよかった。
ターゲットを絞ってアピール
平田和美は、智子の家にやって来る。
あなたを応援させて？
和美は、選挙のことに詳しかった。やみくもにアピールするより、ターゲットを絞るべきだ。子育て世帯は7万人、3千票あれば当選できる。
智子は、子育て世帯が集まる場所を決めてアピールして行くことになった。
和美のママ友たちは、経歴がしっかりしていた。小山田かおりは、上場企業の総務、和泉いずみは、広告代理店でイベント企画、西田マキは、会計士の経験があった。
ありがとね、手伝ってくれて。新聞社って忙しいんじゃない？
和美は、産休をとって戻ったら会社に居場所がなかった。子育て中の人に責任のある仕事は任せられない、今の社会の仕組みはそうだった。
年収950万円が欲しい！
智子は、年収950万円が欲しくて立候補をしたことを言い出す。
突拍子もないことで人を動かせる人って滅多にいないと思うのよ。
和美は、何かに夢中になれることが欲しかったのかも知れない。
磯部の票に智子の票が近づいてきた。
保育園では、仕事をしていない公平のことが問題になっていた。
駿ちゃん、しばらく保育園休もう。
磯部の援護射撃
智子のことを磯部が攻撃してくる。
ずるい、ずるい。ママさんの敵。
智子は、磯部の選挙カーに乗り込んでくる。
この街では、仕事を辞めたとたんに子供が保育園をやめなければいけないなんて知りませんでした。すいません。
そんなのおかしくないですか？いつ仕事がなくなるか分からない人なんて私だけじゃない。そのたびに保育園やめなければいけないなんて、おかしくないですか？おかしいルールは変えてゆくしかないんです。
智子は、自分を応援してくれているママ友たちのことを話す。優秀なのに子育てが大変で能力を発揮できる場所がない。
子育てを優先することで、自分のことが二の次になっている。みんなで一緒に幸せになろうと話す。
繰り上げ当選
和美の演説の後でママ友たちの仲間が増えて行った。選挙の開票が始まった。当選が決まったのは、藤蔵誠と犬崎和久だった。
小出未亜と岡本遼、園田竜太郎も決まった。あと1議席、磯部との対決になった。最後の議席は、磯部に決まった。
智子は落選してしまう。公平は、当選したらスーツのプレゼントをあげようとしていた。
みんな、ありがとう。期待させちゃってごめんね。
智子は、ひとりぼっちで落ち込んでいた。そこへ公平がやって来る。
智子、950万。950万。
おめでとう。
磯部は、健康上の理由で辞退した。智子は繰り上げ当選していた。
第1回「あおば市議会」が開かれた。智子は、公平からプレゼントされたスーツを着て出向いた。藤堂誠に会う。
僕、意外と驚いていないんですよ。あなたが当選したこと。
智子は、後ろで寝ている議員を注意する。
起きて下さい。起きろって言ってんだよ。
ちょっと危なっかしい智子のことが和美は心配だった。
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