NHK連続ドラマ「ひよっこ」が熱い!主人公の谷田部みね子(有村架純)は、行方不明になっている父親を探して上京した。
父親が送ってくる生活費がなくなり、みね子は自分が東京で働いて生活費を送っている。そうしないと谷田部家は生活できないのだ。
第102話は、みね子の部屋に世津子が訪ねてくる。会わせたい人がいるというのだ。
朝ドラ「ひよっこ」第102話 視聴率
第17週「運命の人」の102話が7月29日に放送された。視聴率は20.5%です。
第102話 あらすじ(7/29放送)
みね子の部屋に世津子(菅野美穂)が訪ねてくる。会わせたい人がいると言うのだ。世津子のところに行くみね子を見て、すずふり亭の鈴子(宮本信子)は不安になる。
豪華なマンションに連れていかれたみね子だった。
ただいま、雨男さん今日はお客さん連れてきた。
おかえり、えっ珍しいね。いや初めてか。
みね子は、その声に聞き覚えがあった。
お父ちゃん、お父ちゃん
雨男さん、あなたのお嬢さん。谷田部みね子さん、そしてあなたの名前は谷田部実さん。
あなたのお父さんはね何も覚えてないの。昔のこと、自分の名前もどこで生まれ育ったのかも。家族のことも。
嘘だ、そんなの嘘だ。だってお父ちゃんですよ、覚えてないなんて、そんなことあるわけないでしょ。
ねぇ、みね子だよお父ちゃん、どうしたのよ何でそんな顔してんの?ねぇ、みね子だよ。お父ちゃん、やんなったんでしょ、私たちのこと。それとも、なんもかんも、ひどい目に合わせれてやんなったんでしょ。
だから居なくなったんでしょ、そうでしょ。それは私わがっから、私わがっから、お父ちゃんがここにいたいなら、いいよ。
お父ちゃんがここに居たくて帰りたくないなら私、会わなかったことにすっから。帰るし、今日のことは忘れっから、それでいいから。
生きててくれただけで嬉しいし、お父ちゃんのこと責めるつもりなんて全然ないがら、全然ないがら覚えてないなんて言わねぇで。
みね子だよ、お父ちゃん。
ごめんなさい。
やっと会えた父親は記憶をなくしていた。それは、あまりにも残酷な再会だった。みね子は、雨の中を飛び出してゆく。そこに実が傘を持ってくる。
第102話 感想(7/29放送)
世津子さんは相当の覚悟をもってみね子と実さんを会わせたんだね…。ただ保護していたのではないであろう関係性が、世津子さんの苦渋の表情からわかるもの…。みね子たちにとっても、世津子さんにとってもかけがえのない存在になってしまった。そして誰ひとりとして悪くない…。 #ひよっこ
— あさひ (@asako0807) 2017年7月28日
お父さん最後に傘持ってきたけど、記憶はなくしても優しさはなくしていなかった。それだけでも救われた。
でも気持ち的に辛くてなかなか立ち直れない土曜日の午前中…
#ひよっこ— もこ (@t_mokomasa) 2017年7月29日
自分にとって何にも代えがたい、自分の身すら犠牲にしてきた「家族」を、記憶喪失で忘れて、罪悪感も持たずに生き直してることの方が、みね子にとってはずっと辛いと。全て嫌になって、でも心のどこかで家族を思い出して放り投げた罪悪感を死ぬまで感じ続けてくれた方がまだよかったと。 #ひよっこ
— あっきん@直虎はいいぞ (@acintosh) 2017年7月28日
まとめ
みね子は、世津子の家を飛び出した。外は雨、降りしきる雨がみね子の心のように悲しく映った。
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