NHK連続ドラマ「ひよっこ」が熱い!主人公の谷田部みね子(有村架純は、行方不明になっている父親を探すため東京に来ている。
レストラン「すずふり亭」に女優・川本世津子がやってくる。その出会いから父親の行くへが分かる。
第102話は、“会わせたい人がいるの”、みね子が世津子の家に呼ばれる。そこで見たモノは、ずっと会いたかった父親の実の姿だった。
朝ドラ「ひよっこ」第103話 視聴率
第18週「大丈夫、きっと」の103話が7月31日(月)に放送された。視聴率は21.8%です。
第103話 あらすじ(7/31放送)
みね子は、世津子の家で父親の実に会う。実は記憶を失っていた。2年半もの間、世津子と一緒に暮らしていたのだ。
世津子の家を飛び出すみね子を実が追った。傘を差しだして、世津子との出会いを話す。
実は世津子の家のマンションの前にいた。雨の中、傘もささないでベンチに座っているところに世津子が話しかける。
街の中をさまよって行き着いた場所がそこだった。実がケガをしているのを見て、家に連れて帰る。
自分が誰だか分からないって言ったら、最初は世津子さんは信じなくて、驚いて病院と警察に行こうって言いました。
でも、私は断った。というか嫌だと言いました。行きたくないと言いました。
何で?
怖くて、自分がなんか人を傷つけたりとか、ひょっとしたら人を殺してしまったんじゃないかとか思って、それで絶対に行きたくないと思いました。
違うよ。お父ちゃんは誰かを傷つけたりとかしたんじゃない。酷いことされたんだ。
働いて稼いだお金、ひったくりに盗られて、それでよく分かんないけど、めちゃくちゃ殴られてりして、そんで、そんでケガしたんだ。
誰かを傷つけたりしたじゃない。これは家族に送るお金なんだって返してくれって何度も行ったらしいよ、お父ちゃん。
家族?私の家族?私はどんな人だったんでしょうか?
世津子は、出会ったばかりの実と一緒にたい焼きを食べたことを思い出していた。みね子は、世津子の連絡先を聞いてひとり帰るのだった。
第103話 感想(7/31放送)
「お父ちゃんは誰も傷付けてなんかない、ひどいことされたんだ、家族のために必死に守ろうとしたんだ」って、実さんにとって救いでもあり、家族として自信を持って「お父ちゃんはそんな人じゃない」と言えるって、みね子にとっても救いだよなぁって。綿引さんに感謝しかない(´;ω;`) #ひよっこ
— さつき(ドラマ感想) (@satsuki_h_0129) 2017年7月30日
記憶を失い属性を失った実さんは、そのことへの不安や恐怖に怯える。一方女優としての自分を実さんが全く知らないゆえ、これまた属性を(実さんの前では)失った世津子さんは、誰でもない一人の普通の女性としていられどこか解放感すら得ているように見えた。なんだかとても皮肉だな… #ひよっこ
— あさひ (@asako0807) 2017年7月30日
記憶をなくした男は大女優を知らない。谷田部実という属性を持たないまっさらな男と、大女優川本世津子という属性を持たないまっさらな女として出会った二人。世津子は大女優を演じなくてよい人間に初めて出会った、それがかけがえのない存在になるということは容易にわかる… #ひよっこ
— azukKi (@azukki_) 2017年7月30日
まとめ
世津子は、実が大切な存在になっていた。ふたりでたい焼きを食べる回想シーンが世津子の思いを物語っていた。
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