ドラマ【セシルのもくろみ】第3話あらすじと感想!トップに立つ人間の孤独の上に立つ覚悟とは

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ドラマ「セシルのもくろみ」は、人気ファッション誌「STORY」で2008〜2010年に連載されていた唯川恵の作品。

 

このドラマは、普通の主婦だった宮地奈央(真木よう子)が読者モデルとして輝いていく物語だ。

 

第2話では、奈央はトップモデルハマユカに憧れて真似をする。でもそれは奈央らしさを無くしてしまうことだった。

ハマユカの自宅へ向かった奈央は、ハマユカの夫が酔って玄関先で寝ているところを見てしまう。実は酒癖が悪くDV夫だった。

 

第3話は、「トップモデルの深い闇と知りすぎた主婦」が放送された。トップモデルの深い闇とは?

トップモデルの嘘

トップモデル“ハマユカ”は、17歳の頃からモデルとしている。21年間モデルを続けていた。

子育てをしている4年間は休んでいた。南条(リリー・フランキー)が「ヴァニティ」を立ち上げるために声をかけて復帰している。

ハマユカは、このチャンスを逃したら二度と戻れない。そんな不安にかられながらの復帰だった。

夫のDVのため顔にケガをしてしまう。ハマユカは、ものもらいになったと嘘をつく。

日常の延長線上でエクササイズ

沖田恵理(伊藤歩)の企画は、“エクササイズに季節感を”だった。エクササイズは辛いことも多い、だから秋色のウェアを着て気分をあげる。

エクササイズと日常の垣根を低くするもの。エクササイズをしようと思ってもウェアを一式揃えるのは敷居が高い。

日常の延長線上でエクササイズができれば、カーディガンをはおったり、パンプスを履くだけでそのままカフェに行ける。

沖田は、このテーマで1ページをもらえることになった。

母として妻として女として輝く

ハマユカの夫・浜口和真は小説家である。アル中でDV夫であることが週刊誌に掲載されることになる。

「ヴァニティ」でのハマユカのキャッチコピーは、“母として妻として女として輝く”だった。そのイメージダウンは避けられない。

編集部では、ハマユカの代わりを見つける話まで出てしまった。そのことに奈央は怒ってしまう。

 

由華さんのこと使い捨てのモノみたいに言いやがって、代わりのある人間なんてどこにいるっていうんだよ。

 

 

週刊誌は、上層部同士の話し合いで掲載されなかった。

幸せで完璧な女性として憧れられる存在

 

ハマユカは私だけのモノじゃないの。ハマユカ=ヴァニティなの。

 

 

由華さんそれ本気で言ってます?由華さんはハマユカである前に浜口由華子さんですよね。モデルじゃなく、まず一人の人間として浜口由華子の人生はあるんじゃないんですか?

 

 

ハマユカなしに浜口由華子はないの。家庭もヴァニティも何も手放すつもりはない。

 

 

 

嘘ばっかの世界ですね。

 

 

宮地さんには分からないでしょうね。私がこの人生を選んだ。

真実はどうであれ、幸せで完璧な女性として憧れられる存在であることが私が選んだ道なの。

浜口由華子として生きる道よりモデル・ハマユカとして生きる道を選んだのだった。

ハマユカの覚悟

奈央はメイクの安原(徳井義実)の所に行く。

 

 

他人に幸せにみられる方が自分が幸せでいることより大事だって。由華さん本気でそう思ってるのかな?

 

 

簡単なことだと思う?それがプロのモデルと続けてきたハマユカの覚悟なんじゃないかな。一流の人間てね孤独だよ。どこの世界でもそうなんじゃない。

トップに立つ人間には孤独の上に立つ覚悟があるんじゃないかな。それが透けて見えるから強くて美しいんだと思う。

ハマユカの夫は入院した

ハマユカの・夫浜口和真は入院した。

 

この10年、ハマユカとして生きてきたことに後悔はないけど、もし違う道を選んでいたらってそう思うことはある。

 

 

全部手に入れることないよ。足りないものを数えるよりも、今あるモノを大切にしたほうがいいよ。

 

まとめ

女はやっぱり輝いていたいのだ。そのステージに立ってしまったら、簡単には下りることは出来ない。

 

 

 

 

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