「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」3st seasonでは、医師として10年以上のキャリアを持った彼らはフェロー達を育てる立場になっていた。
第2話「導くもの」では、藍沢が横峯を厳しく指導するところからスタートする。
ドラマ「コード・ブルー3」第2話あらすじ
17歳の妊娠
藍沢(山下智久)は横峯(新木優子)とヘリに乗っていた。開放骨折している患者・宮本望海(古畑星夏)が救急搬送される。17歳の望海は妊娠していた。
乗り物酔いする奴がフライトドクターになろうとか、どうかしてるな。
ファーストミッションで緊張するのは当り前よ。どうしてそういう言い方するかな。
藍沢の厳しさは救命の空気を悪くしていた。フェローを大事に育てようとする白石(新垣結衣)と藍沢の考えは食い違ってしまう。
藤川の悩み
藤川(浅利陽介)と冴島(比嘉愛未)は付き合っていた。実は冴島は妊娠していることを隠している。それを知ってしまった藤川は話してくれないことに悩んでいた。
そのことを白石と緋山に話してしまう。誰にも知られたくなかった冴島は、藤川に呆れてしまう。
クレーン事故
マリーナでクレーンによって吊られた船が落下する事故が起こった。母親と7歳女児、4歳女児の親子3人がケガをしていた。
現場に向かった藍沢は、横峯に3人の処置をするように命じる。
いい機会だ。お前がひとりで3人をどうにかしろ。フライトドクターはお前だ。俺はただの付き添い。お前の支持に従う。
救急車には母親と7歳の女児が横たわっていた。その様子を見ていると4歳の女児が倒れてしまう。
まずは順番を決めろ!
まずこの子をヘリで翔北に運びます。タッチアンドゴーでピストンして7歳の子もうちに、その間にお母さんを救急車で近くの病院に運びます。
悪くない。ただ7歳と4歳だ親と一緒の方がいいだろう。白石にベッドの空を確認して母親も翔北に運んでやれ。
藍沢は救急車に乗り込む。ヘリでのタッチアンドゴーは横峯がすることになった。
お前は医者だ
ヘリで7歳の子どもを運んでいる途中で急変する。緊張性気胸のため脱気して胸腔ドレ―ンを入れることになる。
でも、もし上手く出来なかったら。
練習したんだろ。何度も練習したのは何のためだ。患者を救いたくてやってたんじゃないのか?お前は医者だ。目の前の7歳の少女の命を救え。
分かりました。やります。
父親の反対
望海の父親は出産を反対している。ひとりで子育てをしてきた辛さを知っていたからこそ反対だった。
考えてみろ、同級生がみんな洋服だ合コンだと楽しんでるときに、毎日オムツ変えて熱だ下痢だ予防接種だって病院に行くことになるんだぞ。
お前まだ17歳だぞ。17歳は17歳のときにしかできないことをしろよ。いいんだよフラフラして好きなやつと恋愛して。
お父さんは後悔してるの?
いや後悔したことは一度もない。お前といてずっと幸せだったよ。
お父さん私やっぱり生みたい。
望海は産むことを決めた。父親もまた認めることになる。
望海さんは迷ってなかった。望海さんはたぶん妊娠を知った瞬間に産むことを決めてた。
お父さんが子育てをする姿を見てきたからだと思います。自分を必死に育ててくれたお父さんを見ていたんだと思います。
緋山は父親に伝える。
藍沢の優しさ
藍沢はヘリで必死に処置した横峯に話かける。
思い切って層を大きく取ったのは正解だ。短い時間で確実にドレナージュするのに最適な大きさ。
それに4歳の子を優先させる搬送プランも良かった。よくやった。
藍沢は横峯を褒めるのだった。“よくやった”それは藍沢や白石が黒田から言われた魔法の言葉だった。
天才ピアニスト天野奏
藍沢には天野奏という患者がいた。天才ピアニストと呼ばれて、人生の全てをピアノに捧げていた。小脳に腫瘍が見つかり、その大きさは3.5㎝にもなっていた。
手足の動きを司る様々な虫垂が入り組んでいて、できれば触りたくない位置だった。
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