日曜劇場「ごめん、愛してる」は、韓国で大ブレイクしたドラマだ。頭に銃弾が残っている律は、あと3ヵ月の命と宣告されている。
第5話は、「運命の第2章! 報われぬ想い…母がくれた唯一の宝物」が放送された。気になる視聴率は9.4%だった。
サトルのプロポーズ
律は、1日1回いいことをする。そして家族と旨いメシを食べることに決めた。律にとっての家族とは、若菜・サカナ・凛華だった。
サトルは、凛華が側にいなくなってからの初めてのコンサートに出ていた。凛華はその様子を見に行っていた。
若菜のホットドック屋がチンピラに潰される。凛華は、若菜の仕事がなくなることを心配する。
サトルは、塔子にプロポーズをする。
いいわよ。結婚してあげる。
そう言って塔子は、電話を切ってしまう。塔子は、色んな女と浮気をして母親を追い出した父親を恨んでいた。
サトルは、婚約パーティーを開きたいを言い出す。
麗子のピアノは子守歌
律は麗子のピアノを聞いている。まるで子守歌のようで懐かしく聞こえてしまうのだ。
凛華は、たまたまサトルのサイン会に出くわす。サトルは、またウチで働けばと言い出す。久しぶりに会うサトルは何も変わっていなかった。
凛華は、ずっと僕の側にいるんだと思ってた。凛華が離れて、ひとりぼっちになるなんて。
ひとりぼっちじゃないじゃん。塔子さんがいるじゃん。
うん。
結婚するの?
うん。
おめでとう。
ありがとう。凛華はうつむいて聞くのだった。
凛華はサトルに若菜の仕事をお願いするのだった。そこへ凛華の父親・恒夫が来る。アメリカに行っているはずの凛華が日本にいたことに驚く。
この指輪、ウチにあるのと同じ。
リュウくんが同じようなモノを持っていましたね。韓国の彼女にプレゼントされたとか。
リュウくんじゃないよ。律だよ。岡崎律。
恒夫は、リュウと名乗った男があの時捨てた子供だと確信した。
律の大切な指輪
若菜は、日向家で働き始めてた。ある日、麗子はパーティーに来て行く服を選んで欲しいと凛華を呼び出す。
ドレスに合うアクセサリーが無くなる。それは若菜のせいだと言い出す麗子だった。そこへ律が戻ってくる。
人を見た目で決めつける奴は、脳みそが足んねーんだ。俺たちだってな、普通にちゃんと生きてんだ。もう少し頭使って、モノ考えらんねーのかあんたは。
律は若菜を連れて帰ってしまう。若菜は仕事を失ってしまう。
指輪は、麗子のピアノ部屋で見つかる。
麗子が左手だけで弾くピアノが苦しそうだった。律には、それが切なかった。
私も昔はよく、見た目で損したわ。お金がなくて、いつも同じ服着てたから。
奨学金貰ってパリに行ってた子の中でアルバイトしてたの私だけだったわ。
教室の中でモノが無くなると、東洋人で粗末な服着てる私が真っ先に疑われたわ。
若い頃、人にされてあんなに嫌だったこと、年取ってから人にするなんて醜いわよね。でも、
ピアノだけは私の支えだった。ピアノを失って、サトルだけが私の支えだった。そのサトルも私から離れてゆく。
あの子、私を捨てることが後ろめたいのか、もう一度ピアノを弾けって言うの。勝手よね。
ピアノのことはよく分かんねーけど、あんたのピアノを聞いてると子守歌を聞いてるような気分だ。
あんたのピアノは、あいつにとっての子守歌なんだ。いくつになっても懐かしい、聞きたくなる。
母親ならただ弾いてやればいいじゃないですか、何も考えずに。
婚約パーティーで麗子は左手だけでピアノを弾く。その穏やかな音色に会場から拍手が沸き起こる。
律の思いと凛華の気持ち
婚約パーティーが終わった会場で、律と凛華は二人きりになる。何だか元気がない律は、凛華に元気が欲しいと言い出す。
抱きしめてくれ。
分かったよチャン。
律と麗子は抱きあう。
俺の名前はチャンじゃない。親からもらった律って名前があんだ。案外気にいってだ。
分かったよ、律。いい子、いい子。その姿をサトルが見つめていた。
翌日、サトルの婚約パーティーが記事になった。麗子に隠し子がいることも記事になってしまう。
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