【黒川の手帖】第6話あらすじと視聴率!元子が落ちた罠カルネが奪われる運命は大きく動いた

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銀座一のクラブ「ルダン」が3億で売りにだされる。元子(武井咲)は、「ルダン」を手にしている長谷川(伊東四朗)に手付金5000万円を渡した。

 

第6話は、「奪われた手帖!!身代金は3億」が放送された。視聴率は10.1%と二桁キープです。

巧妙な罠

“銀座一のママになる”、元子の野望は「ルダン」を手に入れることだった。長谷川に5000万円を支払い契約書を交わす。

契約書には、新たな条件が加わっていた。元子がお金を用意できないときは、違約金の他に「カルネ」も渡すことだった。

それは、長谷川が巧妙に仕掛けた罠がだった。

 

料亭「梅村」の名義

楢林クリニックの中岡市子(高畑淳子)が元子を訪ねてくる。楢林から奪い取った5000万円を返してくれたのか確かめに来たのだった。

北銀座不動産から連絡が入る。橋田(高嶋政伸)から奪い取った「料亭 梅村」が元子の名義になっていなかったのだ。

錯誤による3番所有権抹消とは、勘違いや思い違いによる何らかの事情で契約が抹消されることを言う。

元子の名義になる前に、梅村きみと橋田常雄の契約が解除されていた。「料亭 梅村」は、梅村きみの名義のままになっていた。

黒川の手帖奪われる

元子は、契約のことで橋田のところに行く。梅村を渡さなければ、裏金の情報をリークすると脅す。しかし、元子の持っていたデータは偽物だった。

カルネのホステス・島崎すみ江の裏切りにあったのだ。橋田から300万円を渡されて寝返ったのだ。

 

君に最後のチャンスをあげよう。君が私だけのものになると約束すれば、ハッピーエンドにしてやる。梅村は君にプレゼントする。

梅村だけじゃない2憶でも3憶でもあげよう。

 私にはまだ黒川の手帖がある。元子の強気な姿勢にも橋田は笑い飛ばす。元子は家に戻ると空き巣にあっていた。黒川の手帖も奪われた。

長谷川を脅す

元子の部屋を荒らしたのはプロの仕業だった。長谷川との契約まで2週間、元子は期限を延ばしてもらおうと連絡する。

長谷川とは連絡がとれない。元子は安島(江口洋介)に会いに行く、連絡を取るすべを他に分からなかったのだ。

この頃から元子に無言電話が鳴り始める。

安島は、長谷川に会いにゆく。長谷川は、契約は絶対と言って話を聞かない。安島は週刊誌がネタを掴んだことを言いだす。

 

羽田空港の拡張工事の利権に伴う、東京都知事への闇献金についてです。

 

 

 

 安島、わしを脅すきか。羽田空港の件、都知事との橋渡しをしたのはお前じゃないか。お前以外からのどこからそんな情報が漏れるんだ。

 

もう二度と会えない

安島は元子のところに行く。長谷川との契約は、羽田空港の話を表に出さないことで白紙にする。

 

ルダン売買契約は白紙、違約金の残り5000万円も払わなくていいことにしてもらった。

 

 

ありがとうございます。本当ですか?

 

手付金の5000万円は戻らない。高い授業料だと思うしかなかった。長谷川は、元子の全てを調べ尽くしていた。

東林銀行での横領、楢林からの5000万円を奪い取ったこと、梅村をタダ同然ぜ自分のモノにしようとしたこと、元子は丸裸にされたのだ。

あれほど忠告したじゃないか、会長がその気になれば国会議員はもちろんヤクザや警察だって動かせる。

 

もし君が今後も銀座で夜の商売を続けたいと思ってるなら会長には絶対に逆らうな。それと君には、もう会えない。

 

橋田による錯誤による抹消、プロを使っての空き巣、すべては長谷川の仕業だった。

長谷川は、契約を破棄するときに条件をつけた。それは、安島の「カルネ」への出入り禁止だった。

 

俺たちはかごの鳥、銀行を辞めて銀座に店を開いた時に君は大空に羽ばたいたと思ったかも知れない。

ルダンを手に入れようと思ったのも、もっと高く大きな空を飛びたいと思ったからだろう。

だけど、君が思っていた大空は小さな鳥かごの中だ。この銀座も国会も鳥かごの中で飼われてる。

鳥かごの中で飛んでる分には自由だ。少々いきがってもかまわない。

だけど鳥かごの中を乱したり、鳥かごの外へ飛び出そうとしたら飼い主に必ず捕まる。場合によっては殺される、

所詮俺たちは、飼い主に運命を握られた鳥かごの鳥。元気で。

 

待ってください。

 

元子は、安島の手を握る。その夜は一緒に過ごしたのだった。次の日、安島は元子からもらったお守りを返す。

カルネの運命

 

安島は元子の前に姿を見せなくなった。市子・橋田・長谷川からも何の連絡もなくなった。元子への無言電話も無くなった。

ある日、カルネに村井がやってくる。カルネの支配人の名刺を持っていた。長谷川に命じられたのだ。

契約書にあった“カルネを譲渡する”それだけは破棄されていなかった。元子の誤算だった。

お店には新しいママが登場する。それは山田波子(仲里依紗)だった。元子は、すべてを失った。

 

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