「つまらない店」さくら通り商店街マップが完成した。SNSで話題になって、お客さんが来るようになった。
第6話は、「さくら通り商店街」のホームページをリニューアルする!
商店街のPR
ある日、杉山(沢村一樹)が商店街を歩いているとお店が開いていなかった。喫茶「ジュルビアン」に集まっていた。
「ユニバーサル広告社」の社長が呼ばれる。杉山が急いで駆け付けると、それは広告の依頼だった。
広告は魔法じゃない、私たちが小さくても輝いていないとダメ、それは分かってる。
さくら(和久井映見)は、商店街マップを作ってからお客さんが増えたことが嬉しかった。
助けて下さい、力になって下さい。
杉山には、勝算がまったくなかった。
ホームページをリニューアル
「さくら通り商店街PRプラン」は、何も思いつかなかった。猪熊(片瀬那奈)は、ホームページを見つける。そして、一の瀬(入江甚儀)が呼び出される。
最悪ですね。更新する気がないなら、まだないほうがいい。
ホームページのイラストを描いたのは、一の瀬の元カノだった。杉山は、ホームページのリニューアルを提案する。
いいんだろ、お前を捨てた彼女のイラスト消しても。
猪熊は、今からでも取り掛かると言い出す。
「ありのままをちょっとステキにする」それが杉山のやり方だった。
猪熊は、マップの時に使った写真やデータを村崎に送る。デザインを考えるのは、村崎の仕事だった。
変わりたいな、オレ
杉山は、キャッチフレーズを考える。手慣れた様子を見て一の瀬が立ち上がる。
あの、僕にも何かできることは?
特に何もなかった。一の瀬は、喫茶「ジョルダン」に行って出前を注文する。
僕が作ってもいいですか?
一の瀬は、何かの役に立ちたかった。ニンジンの皮をむきながら泣いてしまう。
変わりたいな、オレ。変わりたい、城田さん思わないですか?変わりたいって。
城田(やついいちろう)は今のままで幸せだった。
猪熊は、きっちりとした生活が好きだった。でも「ユニバーサル広告社」が遠い港町に来てから残業が続いた。
少し好きになってしまったみたいで。苦手だったんですけど、この街が。
思い切って引っ越しをすることも考えていた。村崎は、自分のことが好きなのかと勘違いしてしまう。
みんなを咲かせる、木でありたい
杉山の考えたキャッチフレーズは、「みんなを咲かせる、木でありたい」だった。
一の瀬は、サンドイッチを作っていた。
私たちは杉山さんにお願いしたんだから、行かない。行きたいけど行かない。
お前惚れてるんじゃないのか?杉山に。
好きだよ。だってステキじゃない杉山さん。
さくらは、杉山のことを好きになっていた。でも自分のことなんて何とも思っていないことも分かっていた。
いい顔してたね一の瀬くん。
明日を信じて、明日を夢見て今日も頑張る
「ユニバーサル広告社」では、徹夜になった。ホームページが出来上がった。一の瀬のミニFMが流された。
明日を信じて、明日を夢見て今日も一日頑張りましょう。
社長は、眠り続けている。
全てに鈍感でいられるは、ひょっとしてとてつもない才能なんじゃないかなと思うこともあります。
必要なのかも知れないぞ、今の時代。とくに考えもしないで前向きに生きられる人っていうのは。
さくらは商店街の看板娘
喫茶「ジュルビアン」に商店街の人たちが集まる。ホームページは、商店街の今と昔が流される。
「この町の明日を信じてる。新しい出会いを待っている。みんなを咲かせる、木でありたい。」
最後は、さくらの写真がアップでのせられた。さくらの目には、涙が光った。藤沢宏(でんでん)は、さくらが生まれたときのことを思い出していた。
思い出すな~さくらが生まれたときの事。この子は、商店街の看板娘になるわよって女房が言ってたこと。
ホームページはアップロードされた。今日は、記念の宴会が開かれることになった。
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