風太は、キースとアサリのコンビを解消すると決めていた。それは、漫才を100年続かせるためだった。
第111回、笑いの頂点にいる「北村笑店」は、立ち止まることは出来ない。その未来には、たくさんの人を幸せにすることができる。
ドラマ「わろてんか」第111回視聴率
第20週「ボンのご乱心」第111回が2月13日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.3%でした!
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ドラマ「わろてんか」第111回 あらすじ(2/13放送)
漫才の火を灯し続ける
風太は、キースとアサリを呼び出した。一生に一度の男の頼みを聞いて欲しいと頭を下げた。
お前らコンビ別れしてくれ。
このままでは、東京はレビューに押されて漫才の火が消えてしまう。キースとアサリのコンビを解消して、キースを東京に行かせる。
ふたりには新しいコンビをつけて2倍にする。大阪と東京で2倍に笑わせることが出来る。
キースアサリは、何より藤吉はんが大事に育ててきはったコンビや。ウチは、絶対に反対や。
「北村笑店」は、いつの頃も新しいことに挑戦してきた。万丈目は、社史を作りながらそう思った。
常識破りの「北村笑店」
木戸銭を10銭のところを半額の5銭にしたり、昼席の興行を始めたのも「北村笑店」だった。
芸人4人しかおらへんときに、忙しゅうて大変やったわ。
座布団を小さくして、お客さんを倍詰め込んだ。
ええように言うたら、常識破りで変化を恐れへんのが「北村笑店」ですわ。
リリコは大きな声で笑った。
キースとアサリ、藤吉が生きてたら、いの一番に言うてたかもな。お前ら解散せー。
てんは、分からなくなってしまった。
未来を見続ける力
隼也は、「伊能商会」で修業をすることになった。最初の仕事は、山のような宛名書きだった。
宛名を書きながら、相手の会社名や肩書、名前を全部覚えるんだ。この世界は、人脈がモノを言う。
てんは、伊能に会いに来た。
隼也のこと引き受けてくれて、おおきにありがとうございます。
伊能は、キースとアサリの解散の話に触れた。
ほんまにありえまへん。
専務の判断が正しいと思う。これから100年先も東京と大阪で漫才が生き残って行くための、あえての策だろう。
ひとりになる怖さ才能は裏切らない
アサリは怒っていた。キースは、風太の気持ちが分からないでもなかった。
専務が言うてた話やけど、俺のろう思う。
ふたりが離れることによって、面白いものが生まれる。キースは、もっと先を見ていた。
怖いんや。ひとりになるんが怖いんや。長い間、お前におんぶにだっこやったさかいな。
キースは、アサリの芸を認めていた。自分よりも優れている。そう思っていた。
アホ、お前は芸達者や。お山もできる、百面相もできる。俺なんかと離れた方が面白いことできるんとちゃうか?
漫才と「北村笑店」のために変わらなければいけない。
藤吉はんなら言うたかも知れまへんな。
未来に繋ぐ別れ
てんは、キースとアサリを呼んだ。風太と4人での話し合いがあった。
お二人のコンビ別れのこと、風太の言う通りやと思いました。笑いを作るもんは、立ち止まったらあかん。
藤吉は、いつもそう言っていた。
100年先の漫才、そして100年先の北村のために、お力貸して頂けませんやろか?
てんと風太は、頭を下げた。
アサリは、キースに飽きたところと吐き捨てる。
解散でも、コンビ別れでも何でもしたるわ。
長い間コンビを組んできた二人にとって、それは未来に繋ぐ別れだった。キースとアサリの最後の漫才の日がきた。
キースとアサリ最後の高座
風太は、ふたりと握手をした。
こっからまた、お前らの新しい時代が始まるんや。
これがキースとアサリの最後の高座になった。てんと藤吉が寄席を始めた時、そのころから一緒に過ごしてきた。
ふたりは一度は離れ離れになっていた。どつき漫才で笑いを取った、そこから笑いが取れなくて物を投げられたりもした。
家族のように過ごしてきたキースとアサリの新しい門出は、たくさんの笑いが包んでくれた。てんには思い出が巡って来た。
朝ドラ「わろてんか」第111回感想
コンビ解消に不安を覚えるアサリさんを叱咤激励するキースさん🔥
長年コンビを組んできた相方を心から信頼している所が泣ける😂#わろてんか— 梓未央 (@mirage_flower) 2018年2月13日
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