雑居ビルでスーツケースに入った女性の遺体が発見された。口の中には、赤い金魚の跡があった。ミコトは、解剖の執刀医になる。
第9話、「敵の姿~連続殺人犯は近くにいた! 8年越しに掴む真実~」が放送された。
ドラマ「アンナチュラル」第9話視聴率
金曜ドラマ「アンナチュラル」第9話の視聴率は10.6%でした!スーツケースに入った遺体が何も物語るのか?
法医学ミステリードラマ「アンナチュラル」は、主演を石原さとみが演じている。法医学はウソをつかない、いよいよ残すところ1回になってしまいました。
ドラマ「アンナチュラル」第9話あらすじ
スーツケースに入れられた遺体
スーツケースに入れられた女性の遺体は、UDIラボに運ばれた。口の中の金魚を見つけた、中堂は飛んでくる。
犯人憎さに鑑定を捻じ曲げられたら裁判で不利になります。鑑定者の名前は、私じゃなきゃいけないんです。
遺体は、死後48時間がたっていると予想された。内容物からは強烈な臭いが出た。口の中には、赤い金魚の模様がいくつもあった。
口の中に何かを押し込まれてた?
増子地区の火災で10人が犠牲になった。その隣のビルが遺体発見現場だった。
橘芹菜は、2ヵ月前に会社を辞めていた。実家は横浜、発見現場には縁もゆかりもないと分かった。口の中に押し込められたモノは、おもちゃのボールだった。
メーカーに問い合わせたところ、現在は流通してないそうです。
8年間しっぽを出さなかった犯人
口の中に金魚の模様の入った遺体は、ニコチン中毒・首吊り自殺・熱中症。死亡した原因と発見された状況が違っていた。それを連続殺人とは言えない。
この3件と本件を結びつける根拠がありません。
ミコトは、口の中にある金魚を話すが取り合ってもらえない。中堂が独自で見つけたモノは、正式なものとは呼べない。
8年間もしっぽを出さなかったやつが目立つ行動をとり始めた。自己顕示欲を抑えきれなくなったとしたら、すぐ次の犯行に移ってもおかしくない。
薬物検査の結果は、どれも引っかからなかった。
中堂さん、犯人見つけたら殺すつもりなんです。
犯人は、今も何食わぬ顔で社会に紛れ込んでいる。それが許せなかった。神倉は、警察に出向いていた。連続殺人の疑いがあることを報告していた。
週刊ジャーナルの記事です。UDIラボ不正献金疑惑、その件はこの記事もろとも潰しておきました。
UDIラボに潜り込んだネズミ
週刊ジャーナルの末次は、宍戸からの封筒を六郎に渡した。封筒の中には、ピンクのカバの絵が入っていた。
どれも宍戸の書いた記事。
神倉は、週刊ジャーナルで気になる記事を見つけていた。
中の人間が情報をもらしたってことですか?
そこへ六郎がやってくる。橘芹菜からボツリヌス菌が発見された。ボツリヌス菌は、全身の神経をマヒさせてしまう。
犯人の目撃情報もスーツケースを運んだ目撃情報もない。犯人は、まるで透明人間ですよ。
幸せにしてくれる?逆プロポーズ
10年前、糀谷有希子は定食屋で働いていた。中堂は、よく食事をするために通っていた。
あ~くそ気になる。何なんだ。
有希子は、中堂の似顔絵を書いていた。それから二人は付き合うようになった。
ねぇ見て、ついに1冊目が出せました。
すごいじゃないか。
有希子の描いた絵本「茶色い鳥」は、最後に死んでしまう。そしてキレイな花になる。
寂しい人生でも最後ぐらい花になったっていいじゃない。
ある日、中堂のところへ有希子の遺体が運ばれてきた。何も言わずに中堂は解剖した。
温っかくて、いい匂いがする場所でキレイな花になれたら幸せだと思わない?
生きているうちに幸せになれないものか?
幸せにしてくれる?逆プロポーズ。
中堂は、解剖が全て終わった後で泣き崩れる。
宍戸が口ずさむABCDの意味
中堂は、遺体発見現場に向かった。そこへミコトがやってくる。
もし犯人が見つかったとしても、絶対にひとりで行かないで下さいね。私たちは法医学者です。法で落とし前をつける。
理屈はそうだ。犯人を殺しても何も変わらない。死んだ者は生き返らない、キレイな花になることもない。理屈ではな。
中堂は、アリの死骸を見つけた。東海林は、アリの死の原因を突き止める。
アリの検査、行ってくるアリ。
六郎は、宍戸の居場所を見つけた。宍戸の家に連れ込まれた女性がいなくなった。
犯人は、未来ある女性を選んで殺したのかも知れない。
橘芹菜が死亡した日、宍戸にはアリバイがあった。六郎は、ボツリヌス菌は家庭でも発生できるという。
ボツリヌス菌?UDIもたいしたことねぇな。Bはもうやった。ABCDE、中堂さんに伝えとけ、早くしないと間に合わないぞ。
ギ酸で人は殺せない
アリは、ギ酸によって死んでいた。Formic acid(ギ酸)は、アルファベットFが使われる。六郎は、ギ酸で死んだのではないかと言い出す。
ギ酸で人を殺すほどの毒性はないよ。
ミコトは、昆虫博士の父親の図鑑を取り出した。
アリ過ぎて分からない。ダジャレじゃないわよ。
明彦は、父親にアリの写真をメールで送ることにした。見つかったアリは、クロナガアリでギ酸を出さない。
ホルマリンだ。
橘芹菜の遺体は、死後7日も経っているのにキレイなままだった。
まったくと言っていいほど腐ってないんです。
犯人は、濃度の薄いホルマリンを点滴で投与した。頭皮の静脈に刺せば跡は見つかりにくい。
ホルマリン液は、全身に回ればマヒ状態になります。ホルマリンは、ホルムアルデヒド空気に触れて酸化するとギ酸になる。
ホルマリンは、防腐効果もあった。遺体がキレイなままのはそのせいだった。それから考えると死亡したのは、1ヵ月前になると思われた。
ピンクのカバ
六郎は、宍戸からもらった資料を見ていた。東海林は、ピンクのカバの絵を見つける。
やだカワイーピンクのカバ。
その言葉に中堂が反応した。
誰にもらった。この絵を誰にもらった?有希子は、これを持ったまま消えた。持ってるのは犯人だけだ。
中堂は六郎の電話から、宍戸に連絡する。
お前は誰だ?どうして有希子の絵を持っている?
警察が見つけた犯人らしき人間は、火事の日に生き残った高瀬文人だった。
おそらく遺体を見に来たときに火事に遭遇した。
中堂は、高瀬のところに向かってしまう。
中堂さんを止めて下さい。
高瀬の完全犯罪
アルファベットを使った殺害方法は、全て埋まった。宍戸は高瀬のところにいた。殺害アルファベットが揃ったから、記念写真を撮っていた。
火事にあったときは、もうダメかと思いました。やり遂げました。
中堂は、有希子を思い出していた。
次の話はね、ピンクのカバ。出来たら見せるね。
中堂は、宍戸とすれ違った。でも気づかない。六郎が家の中に入るとキッチンは血まみれになっていた。
どこだどこにいる。高瀬ー。
ミコトと神倉は警察署にいた。そこへ血まみれの高瀬が出頭してきた。
高瀬と申しますが、殺されそうなので保護してもらえませんか?
ドラマ「アンナチュラル」第9話感想
今更ながら米津玄師さんのLemonにどハマりしてる。アンナチュラル9話の中堂さん過去とあわせて聴くと号泣だよ…
— かっしー (@kanariamonky) 2018年4月25日
【アンナチュラル9話視聴中】
中堂さんとゆきこさんの馴れ初めシーンを見ている私「やめろ…」
Lemonが流れはじめたときの私「やめろーーー!!!」— ( ˘ θ ˘ ) (@U8U_zzz) 2018年4月24日
これまでの9話の蓄積を観てきた視聴者が、最終話の序盤で「死因究明が蔑ろにされている日本では、自殺や事故とされたものの中にも、もしかしたら他殺が紛れ込んでいるかも知れない」ということを突き付けられたら、これから刑事モノや医療モノを観る目は、少なからず変わるのだと思う。#アンナチュラル
— おなか (@HNamachiri) 2018年3月16日
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(記事内の画像出典:公式サイト)
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