佐相智佳は、母親・貴和子に会っていた。貴和子は、京都地検の検察官をしている。佐相は、父親が逮捕される事件に関わってしまう。
第8話、「殺人犯は私の父!? 雪の京都に消えた美女…ついにバレた記憶喪失!!」。
ドラマ「刑事ゼロ」8話視聴率
京都を舞台にしたドラマ「刑事ゼロ」の第7話が放送されました。気になる視聴率は、9.9%でした!
ドラマ「刑事ゼロ」8話あらすじ
佐相の父親の事件
「京極硝子産業」の元取締役・三宅鎮男は、撲殺されてしまう。遺体のそばには、金戸直実がいた。現行犯で逮捕されてしまう。
佐相はダメだ。この山から外す。
金戸は、佐相の実の父親。時矢は、福知とコンビを組むことになった。金戸は、「プレイヤーズバー」で待ち合わせをしていた。
9時頃まで待ったのですが、お見えになりませんでした。自宅を訪ねたら、あのようなことに。
金戸は、ボックス席で女性に話かけられて一緒にいた。17年前、佐相の両親は離婚している。佐相は母親に引き取られた。
離婚の直後にも逮捕されたんです。結局は、証拠不十分で不起訴になりました。
金戸は、機密情報を流出したとして逮捕される。当時の研究室長の三宅のせいで会社を辞めることになってしまった。
それって、ダイイングメッセージなんじゃない?
三宅は、手のひらに将棋の駒・歩を握っていた。と金と呼ばれることもあり、逆に読むと金戸とも言える。
当社が特許を持つ製法と同様での発注が国外から来ているが、ウチは認知しているのか?という内容でした。
製法は、限られた人間しか知らない。会社は、外部のリサーチ会社に素行調査をしていた。その時、疑われたのは金戸だった。
モダン時矢VSクラッシック時矢
「プレイヤーズバー」では、金戸を目撃している人はいない。一緒にいた女性を見つけるしかなかった。
私は、予断を廃止。どんな結論も受け入れる覚悟です。
佐相貴和子は、金戸の起訴が決まったら検察バッチを外す。娘も警察の職を辞することになる。その覚悟を決めていた。
証明できるかも。
福知は、佐相を連れて行くように言う。父親の無念をはらすために娘が動いた。アルバイト店員が写真を残していた。
お父さんの言ってることは間違ってなかったんだよ。
今のモダン時矢は、父親に似ている。何があっても毅然としている母親は、クラッシック時矢に似ている。
あのさ、こんな時くらい法律とかどうでもよくないか?俺は、佐相さんの本音が聞きたいんだよ。
佐相は、父親の無実を信じていた。女性が着ていたユニフォームから、武藤良美だということが分かった。武藤は、「荒巻リサーチ事務所」の調査員だった。
ポストに着手金と、その写真が入ってたの。
「荒巻リサーチ事務所」は、17年前の調査もしていることが分かった。
110番通報の声は消せない
三宅は、17年前の事件の回顧録を書こうとしていた。
ひと月前の夜にタクシーにカバンを忘れて、その中に機密資料を入れていたんだ。
三宅は、全ての責任を取ろうとしていた。金戸は、自ら捨て駒になろうとした。全ては、研究のために利用されようとした。
会社を退職した後、真実を告発しようとしていたんです。だからこそ、金戸さんは捨て駒じゃないと伝えようとしたんです。
17年前、金戸が副室長を追われることで得をする人間。時矢は、リサーチ会社に依頼したのは吉原だと思った。
でも、あの夜の110番通報だけは計算外だったんです。
110番通報の声だけは消すことはできない。時矢は、録音テープを聞かせた。
俺嫌いだったんですよ、金戸さんみたいな人が。自分よりも会社や同僚大事にして、そのくせ仕事ができない奴が。
佐相は、父親に会うことになる。
ごめんなさい、私はずっとお父さんは罪を犯したんだと思ってた。でも、本当に言いたかったのは。どうして突然いなくなったの?あんなに大好きだったのに。
金戸は、何も言わずに家を出た父親を恨んでいた。貴和子は、何もかも知っていた。検察官の定年は、あと1年。
ねぇ一つだけお願いがあるの。しばらく、このままでいさせて。
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