「ボク、運命の人です」は、土曜日の22時から日本テレビで放送されています。正木誠(亀梨和也)は、運命の人と信じて湖月晴子(木村文乃)に一途に思いを寄せます。
自称神様の山下智久は、正木にアドバイスをして運命は動いてゆきます。この山下智久と亀梨和也の掛け合い漫才のような部分が面白い作品です。
ボク、運命の人です
“ボク、運命の人です!”なんて突然言われたら、どんな気持ちになるのだろう?間違いなくストーカー扱いされるでしょう。
過去にもあったことがあると知ったら、その数が多ければ多いほど運命を感じるのかも知れない!
一途な想いに心が揺れる
第4回めは、ずっと気持ち悪いと思っていた晴子が運命男に心が揺れます。
謎の男は、上司の嫌いなニンジンを食べてもらうという指令を出します。クッキーやケーキは食べるもののニンジン料理は食べない。
何とか食べてもらおうと日本一のニンジン農家を訪ねます。その農家のご主人から教えてもらったことに閃きます。
ラストシーンがたまらなくよかった
突然に連絡がきた晴子に正木は言います。
今日、日本一のニンジン農家の人と話していてハッとしたんです。その方は、家がニンジン農家だったから継いだだけで元々は全然好きじゃなかったそうです。
ビックリしません!元々ニンジンが好きじゃなくても日本一のニンジンが作れるんだ。
ニンジンを作るのは、好きではなかったけど嫌いでもなかった。嫌いだったら、こんなに続けることは出来なかった。最近になって好きになってきた。
この話を聞いて思ったんです。最初から好きで始まらなくてもいいんだなって、もし好きになることが出来ないという理由で遠ざけようとするんだったら嫌いじゃないものを近くに置いてみることから始めてみませんか?
もし、嫌いじゃないって言ってくれるなら、僕はこらからもあなたのことをずっと好きでいられます。
だから一つだけ質問させてください。僕のこと嫌いですか?嫌いじゃないですか?
真っ直ぐな気持ちをぶつけてくる正木に晴子は言います。
嫌いじゃないです。
正木は、たった一言に救われます。
嫌いがゼロだとしたら、嫌いじゃないはゼロではないってことですよね。僕には、ゼロかゼロじゃないってことが重要なんです。
正木は、不器用だけど子供のような気持を持っています。そんな正木のことを晴子は、もう好きになっているかもしれない。
晴子は、少し前に付き合っていた人が実は結婚していた。そんな過去を忘れられないでいます。
来週は、2人でちゃんこ鍋を食べに行きます。これからどう展開してゆくのか楽しみです。
作品に込められた思いとは
「ボク、運命の人です」は、今まで恋愛が上手くいかなかった2人が運命の人に会う。それは、2人が運命で結ばれているから他の誰とも上手くいかなかったのだ。
小さい頃に会った記憶、そう何度もあることはない出会いを偶然とは呼ばない!いつか運命の人に会うために何度も挫折があるのかも知れない。
日本の人口が1憶3000万人近くいます。その中で、人は出会うべくして出会っているような気がします。
脚本家 金子茂樹
「ボク、運命の人です」は、金子茂樹さん脚本の作品です。「プロポーズ大作戦」や「世界一難しい恋」、「今日は会社休みます」など面白い作品が多いです。
亀梨和也さんは、日本テレビの「怪盗 山猫」以来のドラマ出演です。いろいろな作品に出演している亀梨さんの面白さ全開のドラマに期待します。
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