4月23日(日)の「誰だって波乱爆笑」に綾野剛さんが出演しました。怖いイメージの役柄が多かった綾野さんがブレイクしたきっかけとは?
“今なぜ好感度が上がっているのか?”綾野剛さんの履歴書を追って見ました。
綾野剛とは
1982年生まれの綾野剛さんは、現在35歳です。わりと若く見えて20代後半に見られることがあります。
身長は180㎝と高く、建物内方向音痴という弱点があります。地上の中では迷うことはないという珍しい弱点があります。
髪型にこだわりはなく、役者を始めてからプライベートで髪を切ったことがありません!
岐阜県生まれ
綾野剛さんは、飛騨高山や白川郷で知られる岐阜県生まれです。有名な芸能人では、伊藤英明・清水ミチコ・ミスターマリック・神無月がいます。
ご両親の教育方針が変わっていました。小さい頃は「ロボコップ(1のみ)」のビデオを毎日見るという教育です。
ロボコップを見て人間とは、命の尊さや学ぶ毎日を過ごしました。
大の映画好きの両親は、火事の怖さは「タワーリング・インフェルノ」で学びました。ラーメンの良さを教えるために「タンポポ」で知りました。
破壊と構築
子どもの頃は、山で1人で洞窟彫り夢中になりました。秘密基地は4ヶ所あって、作っては壊していく作業が好きでした。
洞窟を掘っていくと成長していく過程やこの岩を崩したら上まで崩れてしまうなど“破壊と構築”が好きな子供でした。
自分のための居場所が欲しかった。自分のいるべき場所が必要だった。
県大会優勝
中学時代は陸上部に入りました。800m走では、県大会優勝でします。その後、駅伝がテーマの映画に大抜擢されます。
2008年に公開された「奈緒子」では、三浦春馬の演じる天才ランナーのライバルとして出演します。
ヒッチハイクで東京へ
2000年に高校を卒業します。その翌朝にヒッチハイクで東京へと向かいます。お天気カメラを見て状況を決心します。
岐阜から東京まではおよそ380kmあります。高速インター近くでトラックを待ってのせてもらいます。
サービスエリアでは、東京行きのトラックに乗り換えて向かいます。最初に着いたのは、新宿でした。
新宿から渋谷のスクランブル交差点へ向かいます。所持金はアルバイトでためた15万円だけを持ち東京に到着します。
憧れの街 東京
東京に着いて最初に感じたのは?
すれ違う人が赤の他人で驚いた!
スクランブル交差点は、ほぼ当たるか当たらないかの距離ですれ違う。僕の実家では絶対に知り合いなんです。
スクランブル交差点の真ん中に立ったときに圧倒的な自由を感じました。自分のことを知らない土地に行きたかったんだなと気づいた。
東京を知る
東京に着いてからしたことは?
激安のカプセルホテルを見つけては泊まり歩きました。そもそもカプセルホテルが何なのか知らないで、狭い空間が楽しい!
代官山ってどんな山?
代官山ってどんな山なんだろう?山だと思っていったら違っていて疎外感を感じます。
カタカナの駅名を知りたい!
珍しい名前の駅名に興味がある!
「水天宮前駅」は、すっごいモノがあるというイメージしかない!神々しいイメージが強かった。
「中央林間駅」は、とてつもない圧倒的な森があるしか考えられない!
アルバイトをしながら生活
東京で生活するためにアルバイトをしたことはなく、やりたいことをやる為にアルバイトをしました。
最低限の家賃と光熱費しか使わない生活を送ります。大好きな音楽をするために働きました。
メタル系の音楽活動しているとき、ライブを見に来ていたモデル事務所の人にスカウトされます。
21歳で俳優デビュー
綾野剛さんは、28歳で仮面ライダーの怪人役で俳優デビューをします。この作品でNGを連発、初日のファーストカットで23テイクも出してしまいます。
仮面ライダーの石田監督は、“満点じゃないが赤点でもない”とやっとOKが出ます。その悔しさから役者になる決意をします。
役者として成長するため、ギャラは“幕の内弁当”のみなどタダ同然で武者修行します。映画学校でオーディションを探したり、様々な作品に挑戦します。
小栗旬との出会い
2009年に公開された「クローズZEROⅡ」で小栗旬に出会います。
こんな熱量で作品を引っ張って、役者としての責任をしっかり持った上で全員を巻き込んでいく姿勢を見ました。
“自分はひとりでいることにこだわりすぎた”、いつの間にか自分のナルシズムに酔いしれていたのかも知れ。
何の恥じらいもなく、何の奇をてらうこともせず、彼は真っ直ぐに色んなキャストに向かって行って、コミュニケーションをとります。
この作品をよくしたいという熱量がものすごく伝わってきた。素晴らしいしい、勇気が持てました。
綾野剛に質問
これがないと困る物はある?
集中力がないと不安です。本番がかかるまでは、すべてオフにしています。集中する時間を少なくしています。
顔がカッコいいと思う有名人は?
濃い顔の人が好きです。海外ではジョニー・デップさんやショーンペンさんです。日本だと木村拓哉さんや竹野内豊さん、佐藤健はカッコいい!
プライベートでの一番のこだわり
綾野剛さんが今こだわっているのは、模様替えです。気に行ったら大阪まで出かけます。23点くらいの家具を一気に買って帰ってくるほどです。
何もない部屋で良かった綾野さんが模様替えにこだわるようになるなんて、これも影響力なのでしょうか?
“人間が好きだ”と言った綾野剛さん、これからの活躍を楽しみです!
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