NHK連続ドラマ「ひよっこ」、谷田部家の田植えが始まった。そこに弟・宗男がやってくる。
第113話は、小雨の中で谷田部家の田植えが始まるところからスタートする。
朝ドラ「ひよっこ」第113話 視聴率
第19週「ただいま。おかえり」第113話が8月11日金曜日に放送されました。気になる視聴率は22.0%でした。
第113話 あらすじ(8/11放送)
谷田部家の田植えには、弟・宗男(峯田和伸)が参加する。兄を見て近づいてくる。
弟の宗男だ。
うん。
全然、似てなかっぺ。
うん。
あらためてよろしく。
宗男は兄を抱きしめる。
田植えには、ご近所も応援に来ている。助川君子(羽田美智子)・正二(遠山俊也)と角谷きよ(柴田理恵)・征雄(朝倉伸二)がかけつける。
君子ときよは、行方不明になっていた実を見て驚いている。
まだ思い出さねぇのが?いがっぺよ、そんなもん。んじゃあれが実さん、私が初恋の相手だってのもおぼえてねぇのが?(きよ)
えっ?(実)
冗談だ。(きよ)
おめーなんてごどいうんだ。悪い冗談やめろ。(征雄)
いいんだよ、笑っちまえば。辛いごとや悲しいごと気い使わねぇーで笑っちまえばいいんだよ。なー美代子、君子。(きよ)
私だって、出来ることなら全部忘れっちまいだいよ。嫁に来てからのごど。(君子)
んだな、えーっ?(正二)
強いね茨城の女は。(みね子)
みんなの笑い声が響いていく。
宗男は実に田植えのやり方を教える。しかし、実の体は田植えのやり方を忘れてはいなかった。
お父ちゃん、すげえ。
別に思い出した訳ではなくて・・何で出来んだっぺ。
身体が覚えでんだっぺ。
実は田んぼで転んでしまう。みね子も滑って転んでしまう。泥がついた顔は、狸のようだった。
美代子と君子は歌い出す。みね子は、稲刈りのことを思い出していた。あの時と変わったことと言えば、実の記憶だけだった。
実は、田植えの終わった田んぼを見て言う。
きれいだな~。
きれいだね。
ゆっくりでいいんだ。ゆっくりで。
茂はそう言って、実の背中を触った。みね子は、稲刈りを思い出しながら言う。
谷田部家の皆様、今年も田植えお疲れさまでございました。
谷田部家の田植えが終わった。そこには何も変わらない家族の笑い声があった。
第113話 感想(8/11放送)
当初の稲刈りシーン放映時、これは後で効いてくるんだろうな、谷田部家の幸せの原風景なんだろうなと思ったものだけど、こういう幸せなリフレインで上書きしてくるとは予想外だった。つらい時悲しい時に、失われた記憶として思い出すんだろうと思ってたから。でも今の方が良いね。#ひよっこ
— しましま(朝ドラ/大河) (@20years_later_) 2017年8月10日
稲刈りお疲れ様でした、と言った時のみね子は学生で、大人ぶっててかわいらしかった。
いま、田植えお疲れ様でした、と言うみね子は労働の喜びと大変さを身をもって知ってて、大人になっているんだなぁ#ひよっこ— ふうこ (@ESAL2qmCiybKrZZ) 2017年8月10日
#ひよっこ 宗男さんが実さんの背中をポンポンしてるのが胸が締め付けられる思いだった。さらにキヨさんの『笑っちまえばいい』っていうのもさいこーに泣けちゃう台詞。みんな救われたよね。
— リコ (@kr_wofwgd) 2017年8月11日
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