藤岡家は、倉庫の家事のせいで経営が難しくなってしまった。新一は、金策に行った儀兵衛の代わりを務め、無理をしたため倒れてしまう。
第11回は、てんは何があっても笑顔を作ろうとする。
ドラマ「わろてんか」第11回視聴率
第2週「父の笑い」第11回が10月13日金曜日に放送されました。気になる視聴率は20.6%でした。
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ドラマ「わろてんか」第11回 あらすじ(10/13放送)
てんの結納の準備は整っていた。しかし、火事のことや手形騒ぎで縁談の話はなくなってしまった。てんは明るかった。
ウチはへっちゃらや、おおきにな。
新一の体調は悪かった。あと1週間か1ヵ月か生きられない、家族と過ごすのもあと少しになってしまった。
儀兵衛は、薬屋が息子の病気も治せないと沈み込んでしまう。母・しずはお百度参りをすることにする。
新一はあー見えてしぶとい子やしな、きばってくれはる。
てんも一緒にお百度参りをする。
てんの笑顔見てたら、何や調子がええわ。
新一は父・儀兵衛を心配していた。この店を大きくして父親を笑顔にしたかった、
これからは、お前がお父はんを笑わせるんやで。
ウチが?
笑うことは、人間だけに与えられた特権。虫も動物も笑わない、人間だけが笑うことが出来る。
人間はお金や地位や名誉を競い合い、果ては戦争もする。あほな生き物や、人生ゆうのは思い通りにならん。辛いことだらけや。
そやからこそ、笑いが必要になったんだと僕は思う。辛い時こそ笑うんや、みんなで笑うんや。たのんだで。
てんと新一は指きりをして約束をした。そんな時、儀兵衛がいなくなってしまった。
みんなで手分けして探していると、儀兵衛は蔵にいた。ロープを手にかけようとしていた。首をつると思って急いでかけよる。
お前ら何ゆうとんのや、危ないやないか。結納品をしまおう思うて重いもの吊り上げて動かそうとしただけや。
みんなは勘違いにに笑ってしまう。儀兵衛もつられて笑ってしまう。久しぶりに見る儀兵衛の笑顔が嬉しかった。
笑いは人を幸せにする薬なんやな。
藤岡屋は、やっと笑顔に包まれた。新一は、その笑い声を聞いて嬉しかった。
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