金曜8時ドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生売り込みます~」がテレビ東京からスタートしました!
直木賞作家・荻原浩のユニバーサル広告社シリーズがドラマになりました。
コピーライター杉山利史
社員は、社長を含めて4人の小さな会社「ユニバーサル広告社」。
ディレクターコピーライター杉山利史(沢村一樹)、社長の石井健一郎(三宅裕司)、デザイナー村崎六郎(要潤)、経理・猪熊エリカ(片瀬那奈)の4人。
2009年(8年前)、杉山は博王堂広告社に勤めていた。やり手のコピーライターだった杉山は、ケンカ騒ぎを起こして辞めてしまう。
働き先はいくらでもあると自信があった。だが、どこへ行っても相手にされない。ある日、飲み屋で知り合った石井に救われる。
お願いします。働きたいんです。仕事がしたいんです。
シャッターだらけの「さくら通り商店街」
「さくら通り商店街」の一角に事務所を構えることになりました。家賃2万5000円の安さに惹かれて引っ越しをしました。
杉山は、商店街を歩くがシャッターが閉まっているお店ばかりだった。やっと見つけた「ジュルビアン」でテイクアウトをお願いします。
「ジュルビアン」は、店主・藤沢宏(でんでん)と藤沢さくら(和久井映見)のふたりで営業しています。
簡単に言うとエビピラフかナポリタン。
エビピラフを4つ。
やるしかない!
一の瀬始は、実家の本屋を改装してカフェをオープンしました。客足が悪く閉店休業中、食事は「ジュルビアン」でしています。
城田光は、雑貨屋をしていた両親が死んだあとオークションで生計を立てていました。「ジュルビアン」で食事をしています。
ユニバーサル広告社では、鶴亀会館の広告を手がけていた。それを変更して欲しいという依頼が入りました。
古い結婚式場は、若い人の初婚を追いかけてもダメだ。熟年婚とかシニア婚にターゲットを絞れって。
締め切りは今日まで、やるしかない!
可愛く華やかがいいな
杉山は、キャッチコピーを考える。広告に合うデザインを考えるのは、村崎の仕事でした。猪熊はデータを集める役目がありました。
こういう式だったらあげてみたいと思う安心感がある感じ。
さくらは杉山を見て思います。本物だね。
広告の作業は夜までかかりました。さくらは「ジュルビアン」に戻って、おにぎりを作ってあげることにします。
おい、何やってるんだ。
いいの、ほっといて。本物なの、あの人たちは。人を騙したりしない。
さくらの目には涙が光っています。
おにぎり持ってきました。
こんなのすぐに出来るわけねーだろ。
村崎はイラついていました。さくらの嬉しそうな姿に杉山は、不思議に思いました。
さくらさん独身ですか?結婚は?結婚はしたいですか?
ステキな人が現れたら、したいです。
結婚式はしたいですか?
この歳だから、あんまり派手なのは。でも、遠慮して地味なの何か嫌だし。可愛く華やかがいいな。
さくらの意見は、みんなの迷っていた気持ちをひとつにすることが出来ました。
ここで結婚します
鶴亀会館の広告コピーが出来上がりました。
さくらさん、ここで結婚式したいですか?
何で?何でこんなことが出来るの?何で?はい、ここでします。
すごいですね、広告の仕事って。
さくらさんのお陰です。
すごい、本物だね。
「ユニバーサル広告社」の広告は採用されました。さくらは、本当に嬉しいと思っていました。
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