キースたちは、ストライキを決行していた。「風鳥亭」では、京都からくる落語家が電車が止まって来られなくなっていた。
第60回は、月の井団真が「風鳥亭」の高座に初めて立つ。
ドラマ「わろてんか」第60回視聴率
第10週「笑いの神様」第60回が12月9日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.8%でした!
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ドラマ「わろてんか」第60回 あらすじ(12/9放送)
あんたの団真の落語、見せてやり。
京都からくる落語が電車が止まって来ることができない。藤吉は、金策に走っている。寺ギンは、団吾師匠のことで起こっている。このままでは高座に穴を開けてしまう。
万丈目はんもスト中やし、どないしまひょ。
てんは、月の井団真を高座にあげようとした。藤吉との約束を思い出したが・・・
俺が高座に?急に言われても。
あんたの団真の落語、見せてやり。
亀井は、月の井団真のことを思い出した。
大丈夫や。先代の団吾師匠の団真いうたら、若いが情の細かいええ話を出来るやつやった。ようやっと思い出したわ。
席主に代わってお願い致します。
月の井団真ここにあり
万丈目たちは、「風鳥亭」の様子が気になっていた。団真は、久しぶりの高座に緊張している。
まかしとき。
月の井団真は、高座に立った。十八番の「崇徳院(すとくいん)」を話し出す。
実はな、恋煩いになりよった。
順調に笑いを取っていたが、客席のひとりがニセ団吾と気が付いてしまった。
あんときのニセ団吾や。
ざわつく客席に団真は、これ以上出来なくなってしまった。
すんまへん、これ以上できまへん。
本当は、順調に噺家の道を歩くはずだった。団真は、悔しくてたまらなかった。
お夕の想いは団真を苦しめた
お夕は、団真を励まそうと一生懸命になる。
よかったで。元気だして。
月の井団真は、自分がとっくにダメになっていることを知っていた。
お前がすごいだの頑張れだの、ずっと言い続けてきたさかい。
団真は、お夕に初めて手をあげてしまう。団吾のところに行けと言ってしまう。
はじめて手を。
高座に口をだすな
藤吉は、番組を勝手に変えたことを聞きつける。
何で俺の許しもなく、こんなことを。もう二度と高座のことに口を出すな。
分かりました。
団真は、家に戻って酒を飲む。お夕は、家の中に入ることが出来なかった。
てんは、稲荷神社から見える通天閣を見つめていた。藤吉も家に戻ることが出来なかった。
「瀬をはやみ、岩にせかるう滝川の、われても末にあはむとぞ思ふ」
朝ドラ「わろてんか」第60回感想
月の井団真の切ない思い、見事に演じている北村有起哉さんがすごい。 表情のひとつひとつに影や光が入り混じっている。
朝ドラは、これからが面白いと思わせる回でした。
いやほんと藤吉のキャラクターがブレないというか、「クズとして一本筋が通ってる」というか、とにかくクズの方向がきちんと固まってるのはすごい #わろてんか
— 朝月 黎 (@dasatuki123) 2017年12月4日
#わろてんか 北村有起哉さんの崇徳院、「すごく上手い噺家の、でも魂がまだ入ってない」感じ。聞き手に「この人の本気を聞きたい」と身を乗り出させる感じ。噺家のネタを演じるだけでも大変なのに、それを演じ分ける北村有起哉さんすっごいよ!
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2017年12月6日
しかし、さすがの北村有起哉。緊張してるところも失敗して自分を責めているところ、励まそうとする嫁に対する鬱屈した態度もめちゃくちゃ上手い… 彼の痛みがすごく伝わって来る #わろてんか
— tenko_TV (@tenko_TV) 2017年12月8日
ダンシンお夕夫婦の中の人の力が素晴らしいのは間違いないです。見入ってしまいます。でもだからこそ、ここまで見てきた藤吉てん夫婦と比較したり重ね合わせたりすることで、2人の若さだったり未熟さだったりを引き立てているとは思わない?
すごい相乗効果を生んでると私は思う。 #わろてんか— maple (@HgSakura) 2017年12月9日
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