寺ギンは、「風鳥亭」を買い取とうとしていた。てんと藤吉には、もう打つ手はないのか?
第72回は、寺ギン率いるオチャラケ派の芸人のクーデターが怒る!
ドラマ「わろてんか」第72回視聴率
第12週「お笑い大阪 春の陣」第72回が12月23日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.6%でした!
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ドラマ「わろてんか」第72回 あらすじ(12/23放送)
芸人は家族、一緒に歩いて行きたい
風太は、オチャラケ派の芸人たちと「風鳥亭」にやってくる。
たのんます。こいつらのこと、ここで雇うて下さい。お願いします、オチャラケ派の芸人150人全員「北村笑店」に来たい言うてはります。
寺ギンは、怒り出す。
こんなことしてタダで済むと思うとんのか?
ありがたい、こんなに。
風太は、てんと藤吉が積み上げてきた信用だと言う。寺ギンは、芸人たちの借金を持ち出す。
お前らは、ワシのもんや。
てんと藤吉は、芸人はモノではない。家族だと思っていた。
芸人さんの借金お支払い致します
寺ギンは、芸人の借金2500円を払えと言い出す。
よろしおす。その証文みな「北村笑店」で肩代わりさしてもらいます。
てんは、強気だった。そこへ、文鳥師匠がやってくる。
やぁ、これは祭りでっか?それとも、大阪・夏の陣、それとも春の陣でっか?
てんは、大切にしていた壺の中身を見せる。2511円50銭あった。
これで芸人さんたちの借金、きっちりお支払い致します。
貧乏でも面白おかしく暮らせる寄席
てんは、6年前に文鳥師匠に会っていた。その時の着物をまだ着ていた。文鳥師匠は気になった。
寄席3軒の御寮さんが、そこまで始末なさってな。この壺の銭もコツコツ貯めはったんやな。そんな大事な銭で見ず知らずの芸人の借金肩代わりするやなんて、アホらしい。やめときなはれ。
てんは、芸人は家族だと思っていた。
みんなが疲れた時、苦しい時、大変な時、家族に薬をあげるのは当たり前。そう思うてるんです。
文鳥師匠は、「貧乏花見」の話をする。貧乏な連中が長屋で片寄せあいながら面白おかしく暮らして行く。そんな話だった。
ここにおったら、貧乏でも何でも毎日笑ろうて暮らせそうな気いするわ。伝統派の噺家一同53名、「北村笑店」でお世話になりたいんやけど、どないでっか?
もちろんです。
おおきに、ありがとうございます。
風太、番頭として働いてくれへん?
文鳥師匠は、寺ギンに昔の気持ちを思い出せと言う。
一緒に仲良ようしませんか?ウチは、寺ギンさんにも笑って欲しいんです。
風太は、寺ギンのことが心配だった。
ああ、もうどうにでもせえ。ええわ、ワシの持ってるもん全部お前らに譲ったるわ。
おトキは、風太にお礼を言う。
お前のためにやったのとちゃうわ。
風太は寂しそうだった。でも、おトキは何も出来ない。そこへ、てんと藤吉が来る。
おおきに風太。風太、ウチらから折り入ってお願いがあるんやけど。番頭として働いてくれへん?
番頭?番頭?
風太は、嬉しくて泣いてしまう。
俺、藤岡屋で手代どまりやったやろ?一辺でも番頭さんと呼ばれてみたかった。
風太、受けてくれるか?
藤吉、いや席主。御寮さん、よろしゅうお願いたのんます。
追い風にのった「風鳥亭」
寺ギンは、お坊さんに戻った。笑いの心を取り戻すために諸国行脚の旅に出ました。
「北村笑店」は、200人以上の芸人を抱えることになりました。寄席も10軒まで増やすことになりました。
日本の演芸史上では、初となる寄席のチェーン化に乗り出しました。そして、大阪一の繁華街の千日前に新しい「風鳥亭」を開業しました。
日本中に笑いを広めます。
てんと藤吉の大きな夢に一歩近づいた瞬間でした。
朝ドラ「わろてんか」第72回感想
手の内がてんちゃんにしかわからないようにしてたの上手いよなあ いつも藤吉が書類や印鑑探してたのも理由があった お金のことあまり興味ない藤吉はうまく外に走らせる一方でてんちゃんはコツコツ地盤を固めてた #わろてんか
— mo (@bsprt) 2017年12月22日
この脚本家さんて結構我慢強いね。回収する時がばーっと早いから気がつきにくいけど、ためてためてその間に批判されても積んで一気に回収のパターンが繰り返されてる。少し前から不器用な藤吉と作り手が重なってたから、今日の堂々とした藤吉に感激したわ。ここまでようきたな、と。 #わろてんか
— ぴのりん (@okan_rakuda) 2017年12月22日
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