朝ドラ「わろてんか」第131回あらすじと視聴率!髪飾りも許されない笑うことが難しい時代

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朝ドラ「わろてんか」

リリコは、兵隊から手紙を預かってしまった。明日、戦地に向かうことになっている兵隊のために出来ることを考える。リリコの負けん気がムクムクと沸いていた。

第131回、これが最後の笑いと思わせない。暗い話も笑いに変える、漫才には強さがあった。

ドラマ「わろてんか」第131視聴率

第23週「わろてんか隊がゆく」第131回が3月8日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.4%でした!

ドラマ「わろてんか」第131回あらすじ(3/8放送)

恋文になぞった漫才

リリコ(広瀬アリス)は、大きな花を髪飾りにして高座に立った。

ウチな実は軍隊に入って外地にいった恋人から手紙もらいまして。

漫才のネタを恋文をなぞって語る。兵隊の目は、うるんでいるように見えた。

つまりこれは、ウォーアイニ―や。日本語で言うたらな、私はあなたを愛しています。

そこで少佐が立ち上がった。

中止だ、中止。

リリコが勝手にネタの内容を変えてしまった。風太は怒っている。

中止になったのが最後のお前らでよかったけど、せっかく来てくれはった兵隊さんらに悪い思わんのか?

兵隊から預かった手紙

リリコは、兵隊から手紙を預かっていることを話した。

小っちゃい頃から天満の「風鳥亭」に来てくれはったんや。

万丈目(藤井隆)や歌子、キースとアサリも手紙を預かっていた。

兵隊さんらみんな内地に残してきた家族が気がかりなんやと思います。

たまらず四郎が言った。

こないなことがバレたら北村の責任問題や。これは俺が預かる。ええな。

窓の外から飛行機の爆音が聞こえてきた。大陸の戦火はドンドン拡大してきていた。日本には、連戦連勝の朗報しか伝わってはいなかった。

ウチの人の写真どこにもありません。

おトキは心配でたまらない。

暗そうな話でも笑える話にできる

「伊能商会」では、専務が映画を堅実にやっていこうと話す。

それは、軍部の意向に沿って、孝行忠義な物語を作れって言うことか?

専務は、新世紀シネマとの提携は、真剣に考えた方がいいと思っていた。

もう大きな流れには逆らえん世の中なのかも知れません。

楓が作った台本は、面白くなかった。与謝野晶子の唄は、話が暗くなってしまう。亀井は、戦争に行った若い芸人の話をする。

あいつ兵隊いかんとあのままやったら、ええ噺家になってたやろな。

戦死しはったんですか?

そのまま軍隊に残りよった。いや、今も元気やで。

暗そうな話でも笑える話だった。

伊能の弱気虫

伊能は、藤吉の仏壇に線香をあげに来た。

ちょっと弱気の虫が出た。何でもない普通の映画を作りたいだけなのに、その普通が難しくなっているのかも知れない。

こんなとき後先考えずに突っ走った藤吉を想った。

彼は純粋だった。

アサリとキースは、考えていた。

昨日、笑ろうてくれた人が今日は死んでるかもしれんてな。

けど、泣いて死ぬより笑ろうて死んだ方がええちゃうか?

キースは死ぬ前に何がしたいのか?を考える

俺は、お前と漫才をしたい。やっぱりお前がいい、内地に帰ってもコンビ続けてくれ。

離れて初めて感じる幸せの在り方

万丈目と歌子は、ふたりで今を考えていた。

笑ろうてくれた兵隊さん、みんな自分の親戚みたいに思えて辛いわ。

万丈目は、戦地に連れてきてしまったことを後悔していた。

ウチはここに来てよかったで。「マンマン」でみんなにコーヒー出して、日がな一日おしゃべりしていることが、どんなに幸せな事かよー分かった。

手を握ってくれる嫁さんがいる。それだけで幸せだった。全戦向かう兵士には、それを望む未来は来ない。

風太は、おトキと飛鳥のことを思っていた。涙がこぼれてくる。

兵隊さんから預かった手紙の事や、あれはみな俺の荷物の中に入れて持ち帰る。

漫才のことも好きにやった方がいいと言い出す。明日は、ここ上海での最後の慰問になってしまった。

朝ドラ「わろてんか」第131回感想

 

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