楡木家では、昔のようにみんなで朝ごはんを食べていた。仙吉(中村雅俊)は、家族の姿を見つめていた。
第118回、マグマ大使の笛が復活した。昔のように懐かしい声が聞こえた。
朝ドラ「半分、青い」118回視聴率
第20週「始めたい!」第118話が8月16日(木)に放送されました。気になる視聴率は、21.5%でした!
朝ドラ「半分、青い」118回 あらすじ(8/16放送)
マグマ大使の笛
律(佐藤健)、マグマ大使の笛で起こされる。それは、鈴愛(永野芽郁)ではなく花野の声だった。
律ー、りーつ。
律は、昔に戻った気分になる。人生をやり直す覚悟を決めるところだった。
ママが持ってた。ママにならった。これ3回吹いて呼べば、律は出てくる。
花野は、鈴愛が書いてくれた犬の絵を見せにきた。仙吉は、鈴愛の絵が描くところを見ていた。
おじいちゃん、タレの味みて。
鈴愛は、五平餅のタレを作っていた。仙吉は、甘味が足りないと言った。
仙吉の人生は幸せだった
宇太郎(滝藤賢一)は、カフェの店舗の打ち合わせをしていた。
俺はええよ。任せるわ。
1945年に戦争は終わった。満州から戻った仙吉は、家業の食堂の後を継ぐことになった。みんなが笑顔で食事するのを見るのが楽しかった。
まさか90歳になるとは、思わんかった。
何かをやり遂げて思い残すことなく死ぬのもいいけど、何かを楽しみにしたまま夢の途中で死ぬのもいいと思っていた。
ええなぁ、幸せや。
仙吉は、「つくし食堂」の2号店を誰よりも楽しみにしていた。
青は藍から作られるけど、藍より青い
花野は、保育園のお昼寝が出来なかった。花野の父親・涼次がくれたぬいぐるみを持っていた。
明日からココンタ持って行く。
仙吉は、「つくし食堂」の2号店の名前をつけたかった。
おーちゃんセンスないからな、ここだけのヒミツや。
鈴愛は、五平餅を完成させていた。草太は、仙吉を超える味と思った。
青は藍より出でて藍より青しね。
青は藍から作られるけど、藍より青い。弟子が師匠を超えて行く時の言葉だった。
では、さっそく師匠のお祖父ちゃんに。
仙吉と花野は、一緒に眠っていた。
カンちゃん、お祖父ちゃん。おやつ。お祖父ちゃん、おやつ。
仙吉は、眠るように静かに息を引き取っていた。88歳の大往生だった。
朝ドラ「半分、青い」118回感想
仙吉さん、音楽の夢を楽器店勤務で叶えたと思ったら戦争で奪われたり、嫁に先立たれて弱ったり、五平餅のお株を90近くなって孫のカツ丼に奪われたりと大小さまざまな挫折を繰り返しながら生きてきて、でもトータル「いい人生だったな」と思って逝けるのしみじみ素晴らしい #半分青い
— こはろさん (@kohalogical84) 2018年8月15日
このドラマらしい死の描き方だったなあ。死亡フラグと見せかけていやフェイク?いやいやまさか?いや本当に?と最後まで。笑わせられながらちゃんとしんみりさせられた。仙吉さん今までありがとう。お疲れ様でした。中村雅俊さん素晴らしかったです。#半分青い
— tenko_TV (@tenko_TV) 2018年8月15日
(記事内の画像出典:公式サイト)
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