「コード・ブルー2」あらすじとネタバレ!第7話 医者はどうあるべきなのか緋山は謹慎処分へ

2010年冬ドラマ

「コード・ブルー」2st seasonは、ドクターヘリに乗って救助に向かうフェローたちの成長を描いている。

第6話では、藍沢は母親の死について真実を知ってしまう。白石の父親は重い病気にかかっていた。緋山は脳死状態の翼のチューブを外したことが問題になりつつあった。

第7話「あやまち」は、ここからスタートします。

ドラマ「コード・ブルー2」第7話あらすじ

緋山が無期限の謹慎処分

結果より努力する過程が大切だ。そんなことは真っ赤な嘘だ。大人になった人は気づく、人は結果でしかモノを見ない。手を抜いて結果が悪ければ納得がゆく。問題は死ぬほど努力して結果が悪かった時、そんなとき人は、私たちはどうすればいいんだろう。

野上明彦は、翼の伯父にあたる。同意書もないまま翼のチューブを外したことを医療過誤と騒ぎ出す。

緋山は無期限で医療に携わることを禁止されてしまう。

登山中での落石事故

登山中の夫婦が落石事故に巻き込まれる。ドクターヘリで向かったのは、藍沢・白石・冴島の3人だった。

ドクターヘリに向かう前に準備をしていた冴島は、入れなければいけないモノを忘れてしまう。亡くなった恋人(田所)のことを考えていたのだった。

血管を遮断するためのサテンスキー、これがないと出血多量になってしまう。肺をねじって出血を止めることになった。

緋山が医者として大切にしてきたものは

最初に“ありがとう”って言われたのはナースの代わりに点滴の針を入れたとき、73歳の末期がんのおばあちゃんだった。

だからあの“ありがとう”だけは絶対に忘れたらダメだ。そう思ってやってきた。なのに今日人殺しって言われた。ちょっと堪えた。

白石は緋山の肩を抱きしめる。

医者は結果がすべてだ

冴島はサテンスキーを忘れたことを藍沢に謝る。

結果がすべて、結果がよければ勇気ある決断と言われる。悪ければ人殺しとののしられ裁判にかけられる。

誰もその過程に目を向けない。それが俺たちの仕事だ。それがよくて俺はこと仕事を選んだ。はずだった。時々、どうにも空しくなる。

守れなかった約束

冴島は、携帯に残った田所からのメッセージを聞いていた。

クリスマスまでは何とか乗り切った。次は春だな。春になったら桜を見に行こう。すごくいい場所があるんだ。そこにはるか連れて行きたい。あの桜見せてやりたい。そしたら次の目標・・

メッセージは途中で切れていた。春の桜を見ることは叶わなかった。

藍沢の母の真実とは

藍沢は、父親が死んでいる言われて育った。白石は父親の死を前に“父親の死が嘘だったことが羨ましい”と思わず言ってしまう。

藍沢は父親に会う。優秀だった夏美は、研究者として生きたかった。出産したときの出血がひどく子宮を摘出した。二度と子供が産めなくなった。

それが原因で病気になってしまう。“自分が生むことを悩んだからバチが当たった”そう自分を責め続けた。

俺、あのとき子供が欲しくてね。でも今となってはお母さんのこと妬んでたのかも知れない。ずっと前を歩いているお母さんを自分のこころに引きずり下ろしたかったのかも知れない。

藍沢は改めて父親を軽蔑してしまう。

緋山の処分は

結果とは何て残酷なモノだろう。大学の医学部での6年間、100冊を超える医学書すべて将来患者を救うためと信じて費やした途方もない時間。それも悪い結果がでると全てを吹き飛ばしてしまう。たった一度のミスで全てを失ってしまう。そして、医者は傷つく。その悪い結果は連鎖し、予想も出来ない結果を連れてくる。

まとめ

母親として生きることが出来なかった夏美は、本当に苦しかったのではないだろうか?自分を責め続けて人は生きてゆくことは出来ない。

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