昭和17年(1942)の夏、日本はアメリカとイギリスを敵に回す戦争をしていた。新聞には、日本が勝ち進んでいるとあった。
第12話、福子は咲を失った悲しみの中いた。真一の言葉で萬平に会いに行くことを決める。
ドラマ「まんぷく」12回視聴率
第2週「…会いません、今は」第12話が10月13日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.9%でした!
昭和13年(1938)の大阪が舞台、インスタントラーメンを生み出した日清食品の安藤百福と妻・仁子の半生をモデルにしています。
ドラマ「まんぷく」12回あらすじ(10/13)
咲を失った苦しみ
大阪東洋ホテルは、お客さんの数が減っていた。咲(内田有紀)亡くしても福子(安藤サクラ)は明るくしていた。
ただいま。お母さん、ただいま。明かりぐらいつけたら?
鈴(松坂慶子)は、お昼にウトウトしていると枕元に咲が立った。
お父さん、また新しい仕事始めるんやて。凝りへんね、せやけど応援してあげないと。お母さんは心配しなくていいから。
咲は、天国でお父さんの世話を焼いている。その姿は、咲らしかった。福子は、咲の笑顔を思い出した。
咲姉ちゃん。
福子は、誰にも見られないところで泣いてしまう。萬平(長谷川博己)は、ため息ばかりついていた。
お姉さんが亡くなったんです。
加地谷(片岡愛之助)は、自分だったら縁がなかったと他の人を探すと言い放つ。
大事な人を簡単に手放すな!
福子は、真一(大谷亮平)会いに行く。真一には、赤紙がきていた。
もうこの家に一人でいることもない。あの写真も、咲と一緒に行ってくる。
真一は、萬平の話をする。
会うてないんです。咲姉ちゃんが亡くなってから。今は誰かとお付き合いするとか結婚とか、考えられません。
それでいいんか?立花さんは、福ちゃんにとって大事な人ではないの?自分の気持ちに正直になるべきだ。咲やお母さんは、関係ないんと違うか?
大事な人がいるなら、生きてそこにいるなら、簡単に手放してはいけない。咲を亡くした真一の言葉は、福子の気持ちを動かした。
ごめんください。ごめんください。立花さん、すいません勝手に入ってきてしもうて。何回か声かけたんですけど。
すいませんでした、連絡しなくて。姉が亡くなって、母の世話と仕事のこと以外何も考えられなかったんです。
立花さんにも、もう会わないほうがええて。でも、やっぱり私は、私は。
そこへ憲兵がやってくる。萬平は、軍事物資の横領の容疑で逮捕されてしまう。
10月15日(月)からは、第3周「そんなん絶対ウソ!」がスタートします。萬平の逮捕は、何かの間違いだと福子だけが信じていた。
朝ドラ「まんぷく」12回感想
そりゃ真一さんの言葉なら。誰よりも大事だった人の命を奪われてしまった真一さんに言われたら。
福子ちゃんだって、生きてそこにいる大事な人に、もう一度向かっていこうと心を揺さぶられるよね…。 #まんぷく pic.twitter.com/zcyMszzTuf— ルルフ (@hervorruf) 2018年10月12日
安易に咲姉ちゃんの遺書とかで立ち直るんじゃなくて、最愛の人を亡くした真一さんの言葉が福ちゃんを立ち直らせるというのはとても良い。誰よりも良く喪うことの痛みが分かるのは確かに真一さんや。
この手、離すなよ。なのだ。#まんぷく— 存在するとは別の仕方 (@akiram4410) 2018年10月12日
大事な人を失った真一さんが、赤紙が来たことをある種救いのように思っているような、ほっとしているような、半分咲姉のところに行っているような、生と死のあいだにいるような表情、たたずまい(乱れた前髪を含む)が不謹慎ながらとても美しいと思いました。 #まんぷく
— azukKi (@azukki_) 2018年10月12日
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