木曜劇場「刑事ゆがみ」が10月12日フジテレビより放送がスタートした。初回15分拡大のドラマは7.6％の視聴率だった。
第1話は、「適当偏屈自分勝手非常識遅刻常習犯KY問題児、だけど天才」
ゲストは、杉咲花さん、大後寿々花さん、岡田義徳さんなどが登場！
「刑事ゆがみ」あらすじ
弓神適当（浅野忠信）はうきよ署強行犯係の刑事。適当でだらしなく、人と一緒に行動することを嫌う変わり者だ。だが、ひとたび事件の捜査になると、常識やレッテルに惑わされず、ただひたすらに真実を追い求める男だった。
そんな弓神とバディを組むのは、上昇志向と正義感が強い若手刑事の羽生虎夫（神木隆之介）。早く出世したいと考える羽生にとって、違法捜査もお構いなしの弓神はやっかいな存在だ。弓神とは同期でもある強行犯係係長の菅能理香（稲森いずみ）も自分勝手な弓神には手を焼いていた。
ある日、女子大生の押田マイ（小倉優香）が、歩道橋下で仰向けに死んでいるのが発見される。死亡推定時刻は深夜1時。マイは酒を飲んで帰宅途中に、誤って階段から転落した可能性が高かった。が、死体を見て何かを感じた弓神は、羽生を巻き込んで勝手に捜査を始めてしまう。
弓神は、ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美（山本美月）からも情報を得て、事件当日、マイと一緒に飲んでいた友人・倉間藍子（大後寿々花）に会いに行く。すると藍子は、1週間ほど前にマイが電車内で痴漢した男を捕まえたこと、男から現金を受け取り警察には届けなかったこと、そして、その夜から嫌がらせを受け始めたことを打ち明ける。
弓神たちは、痴漢騒動があったうきよ台駅を訪れ、当日勤務していた駅員・坂木望（杉咲花）から話を聞く。望とは中学時代の同級生だった羽生は、思わぬ再会に心が躍る。やがて、弓神と羽生は坂木の協力を得て、痴漢疑惑の男・沢谷（岡田義徳）を発見するが…。
ネタばれあらすじ
押田マイが殺された日、沢谷にはアリバイがあった。それを証明できるのは妻だった。
マイの友人・倉間の父親は痴漢騒ぎで捕まっていた。冤罪を証明することができなくて自殺していた。
痴漢をでっち上げてお金を巻き込むことを提案していたのは倉間だった。
私が誘ったんです。マイはスタイルもいいし、狙われやすいと思ったんです。
倉間はマイにムカついていた。それは、お金の取り分を減らされたことだった。
触られて方が8割にしよう。それが引き金になってネットに誹謗中傷の書き込みをした。
弓神は、羽生に駅のパソコンを借りるように言い出す。倉間のことが書き込まれている掲示板だった。
あれは誰が？
発信源は沢谷の自宅だった。
羽生と坂木はデートすることになった。ところが、倉間の家で張り込むことになってキャンセルする。
羽生と私、大阪に行くことになって意味のないチケットになってごめんなさいね。
弓神と羽生は、倉間の家で張り込みをする。そこへ犯人がやってきてドアにスプレーをかけた。家の電気がつく、全ては弓神の計算だった。
おい、止まれ。
羽生は犯人を追いかける。そして歩道橋の上つかまえたのは、坂木だった。弓神は全て知っていた。
嘘だろ。
弓神は、偽の掲示板を作っていた。痴漢でっち上げの首謀者が押田マイではなく、倉間だと思わせるためだった。
「誰か制裁を」犯人が食いつきそうな言葉だった。正義の味方は、それに反応してしまった。その掲示板を見たのは、羽生と坂木だけだった。
坂木は、犯人に対して嫌悪感や憎悪が根深かった。
私がやるしかなかったから、駅って必死に生きてる人でいっぱいなんですよ。
坂木は、学生のときに痴漢にあっていた。怖くて声を出すこともできなかった。
本当はあなたも自分のストレスや本性をぶつける相手が欲しかっただけでしょ。
私は正しいことをしただけです。
押田マイさんを殺したことも正しいことなの？
私が殺したって証明できるんですか？
弓神は、坂木の手袋が気になった。羽生は、坂木の家でスタンガンを探していた。それは、制服のポケットに忍ばせていた。
痴漢でっち上げの被害者とされていた沢谷は、痴漢の常習犯だった。仕事のあとに1時間たっぷりと痴漢をする男だった。
痴漢冤罪ではなかった。坂木のしたことを正義とは言えない。
殺すつもりではなかった。
坂木は自白した。自分の顔を見られて、マイがスタンガンを持って追ってきた。歩道橋で捕まってしまう。
マイはスタンガンを坂木の手に押し付けてきた。その時、足を滑らせて落ちてしまった。
お前が逮捕しろ。
坂木は羽生に手錠をかけられる。
坂木望、押田マイに対する傷害致死容疑で逮捕する。
羽生は、沢谷の痴漢を現行犯で捕まえようとしていた。そっと沢谷に近づいてゆくと、その近くには弓神がいた。
痴漢は現行犯でしか捕まえることが出来ない。刑事の正義が奮い立つ。
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